寅さんの回想記

スポーツや映画を中心に投稿します。

2016年11月のブログ記事

  • (第17作)夕焼け小焼け

    (第17作)夕焼け小焼け (太地喜和子);<公開76.07 > 寅さんシリーズでこれが一番好きだ。とにかく出てくる人が皆それぞれいい。ストーリーがいい。 気乗りしない様子で市内を案内されていた日本画の巨匠(宇野重吉)が、寅さんと再会し、車の窓から 乗り出して浮かべるあの笑顔。観ているこちらまで「遭... 続きをみる

  • (第21作)わが道をゆく

    (第21作)わが道をゆく (木の実ナナ);<公開78.08 > レビューに失恋三連発男に、寅の発作的な改心、寅の恋愛話と盛りだくさんの内容で、楽しい。 シリーズ中でも指折りの大作といえるのではないか。 茶の間でとらやのみんながそれぞれの抱いていた夢を語るところや、 レビューが終わって誰もいない観客... 続きをみる

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  • (第29作)あじさいの恋

      (第29作)あじさいの恋 (いしだあゆみ);<公開82.08> この作品はいしだあゆみを艶かしく撮った(顔の表情の変化や足のアップなど素晴らしい!) 山田洋次監督の演出もさることながら、京都の人間国宝の陶芸家を演じた片岡仁左衛門と寅さんとのやり取りが絶妙で、 感心しました。歌舞伎界の大御所であ... 続きをみる

  • (第28作)寅次郎紙風船

    (第28作)寅次郎紙風船 (音無美紀子);<公開81.12> 全体的に物悲しさが漂っている印象が強い。冒頭の同窓会の騒動や、死病にとりつかれた老香具師とその貧しい生活風景、 その未亡人との儚い恋愛……、オチのようだがオチになってない就職試験の結果など、 見ていてつらくなるようなエピソードが山を成し... 続きをみる

  • ●「おとうと」

    ●「おとうと」 ●吉永小百合と笑福亭鶴瓶が姉弟を演じる家族ドラマ 『家族』『幸福の黄色いハンカチ』、『息子』、『学校』シリーズ、そして『男はつらいよ』シリーズで、その時代、時代の日本の家族を描き続けてきた山田洋次監督。  いつの時代も変わらない家族の絆を描く一方、社会が抱える問題にも鋭いまなざしを... 続きをみる

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  • 千葉ロッテ感謝デー(11月23日)

    11月23日(水・祝)に開催する、マリーンズファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2016」の午前の部イベント参加選手及び午後に行われる「マリンピック」のチーム分けが決定しました! また、神スイング&神ピッチングでおなじみの稲村亜美さんが登場し、始球式とマリーンズ選手との一打席真剣勝負を行いました... 続きをみる

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  • 決死の引き揚げ脱北体験記(1945年~46年)

    南北を隔てる 38度線  釜山から、興安丸で、博多に入港 ●決死の引き揚げ脱北体験記(1945年~46年)  終戦の日を私は現在の北朝鮮海州の国民学校の一年生で迎えた。翌年の4月、親子4人で決死の逃避行を続けて、帰国した。 当時、父は中学の教師で、兵隊姿で帰宅して間もなく、日本人家族は寺に集結して... 続きをみる

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  • ●鉄道員時代(1959年~98年)

    ●鉄道員時代(1959年~98年)  昭和34年に長野の工高電気科を卒業して、東京の京成電鉄に鉄道員として就職して、平成10年に定年退職する迄の40年間が私の鉄道員時代だった。当時の日本は高度経済成長時代の初期で集団就職や学生運動が盛んで最初の仕事は、電鉄変電所の保守監視業務で隔日勤務をしながら、... 続きをみる

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  • (第6作)男はつらいよ「純情篇」

    (第6作)男はつらいよ「純情篇」 若尾文子);<公開83.07>思い起こせば旧年は、恥ずかしきことの数々、玄界灘波音を聞くにつけ、思い出すのは故郷柴又の春でございます、未練な寅とお笑い下さいまし。 あらすじ~長崎で出戻り女とその父の愛情あるやりとりを聞いた 寅さんは、故郷の柴又が恋しくなった。 そ... 続きをみる

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  • (第39作)寅次郎物語

    (第39作)寅次郎物語 (秋吉久美子);<公開87.12 > この作品を見て、山田洋次監督と秋吉久美子の相性の悪さを感じました。秋吉久美子演じる隆子は、 化粧品を売りながら旅するセールスウーマンで、陰のある女だけに、上手く描けば「あじさいの唄」の いしだあゆみのような印象的な役柄になったのにと残念... 続きをみる

  • (第4作)新.男はつらいよ

    (第4作)新.男はつらいよ (栗原小巻);<公開70.02> 3作目と4作目が山田洋次以外の監督になっています。 今作は、小林俊一氏です。本作の特徴は、葛飾柴又の町内の人達との関わりが大きな要素になっています。 さくらさんが今回も登場シーンが少なくなっています。その反面、町内の人やタコ社長の工場の... 続きをみる

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  • 2016年リオオリンピック(シンクロ)

    2016年8月20日 - リオ五輪のシンクロで19日、日本は合計点で189.2056点となり銅メダルを獲得。同種目 では、04年アテネ五輪以来となる3大会ぶりのメダルとなった。井村雅代コーチのもと ストイックな練習を重ね、見事に復活を果たした.

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  • 2016年リオオリンピック(体操)

    紫綬褒章を受章したリオデジャネイロ五輪の金メダリストたちが15日、東京都内で秋の褒章伝達式に出席し、体操男子の内村航平選手(コナミスポーツ)は「体操を広げ、面白さを伝えていく上でも励みになる。4年後の東京五輪でも団体で出場して金メダルを取りたい」と語った。

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  • 浅草雷門

    雷門はといったら、やはり「雷門」と書かれた赤い提灯が目をひきますよね。存在感のあるこの提灯は、なんと重さ約700キロもあるんです!こんなに大きな提灯を見 る機会はなかなかないので、雷門を訪れたらじっくり見ておきましょう。 天慶5年(942)平公雅(たいらのきんまさ)によって創建され、その初めは駒形... 続きをみる

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  • (第19作)寅次郎と殿様

    (第19作)寅次郎と殿様 (真野饗子);<公開77.08 > ボケ老人と紙一重の殿様を大真面目に演じる嵐寛寿郎のおかしさ(亡くなる3年前の作品です!)と、 表向きは従順だが、裏では要領良く立ち回っているであろうと思われる執事吉田の三木のり平の怪演で、 マドンナの真野響子がすっかり霞んでしまった作品... 続きをみる

  • (第28作)寅次郎紙風船

    (音無美紀子);<公開81.12> 全体的に物悲しさが漂っている印象が強い。冒頭の同窓会の騒動や、死病にとりつかれた老香具師とその貧しい生活風景、 その未亡人との儚い恋愛……、オチのようだがオチになってない就職試験の結果など、 見ていてつらくなるようなエピソードが山を成している。明るさをふりまくの... 続きをみる

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  • (第14作)寅次郎子守唄

    (第14作)寅次郎子守唄 (十朱幸代);<公開74.12> 赤ん坊を連れて帰ったり、十朱幸代の健康的な明るさなど、見所が多すぎるくらい詰まったいい作品だが、 一番好きなのは、寅さんが上條恒彦演ずる貧乏青年の家に行く場面。塩をなめて酒を飲んだり、 本当に貧乏そのものなのだ。確かに昔はこういう時代もあ... 続きをみる

  • 東京バス旅行(11月9日)

    お台場公園 日本科学未来館(アシモ) 水上バス(浅草行き) 浅草見物 東京タワー展望台

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  • (第44作)寅次郎の告白

    (吉田日出子);<公開91.12> 満男が泉に、「男には美しい花を眺めていたいというタイプと、奪ってしまいたいというタイプがいる。」と説明し、 寅さんが女性を射止められない理由を説明する。 とてもいい表現だ。 さらに博に、「就職のコトをそんなふうに考えるなんて不真面目だ!反省しろよ!」と説教する。... 続きをみる

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  • (第26作)寅次郎かもめ歌

    (第26作)寅次郎かもめ歌 (伊藤蘭);<公開80.12>;(リクエスト第5位) 後の「学校」シリーズにつながっているのだろう、定時制高校の様子がメインテーマとして据えられているので、 いつもの寅の失恋話とは一味違う作品になっているが、伊藤蘭の熱演もあり、シリーズ中期の佳作と呼んで差し支えない。 ... 続きをみる

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  • (第13作)寅次郎恋やつれ

    (第13作)寅次郎恋やつれ (吉永小百合);<公開74.08 > マドンナ吉永の二回目の登場だが、彼女と再会するまでの騒動が無類に愉快で楽しい。 旅先での他愛もない話を聞かせるいわゆる「寅のアリア」が絶妙で、何回見ても(聴いても)飽きない。 マドンナ登場以降は、第9作と似たようなやりとりが待ってい... 続きをみる

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  • (第41作)寅次郎心の旅路

    (第41作)寅次郎心の旅路 (竹下景子);<公開89.08 > 寅さんシリーズの中で、唯一海外ロケをした作品でしたが、ウィーンを歩く寅さんにはちょっと無理があり、 竹下景子の恋物語も中途半端でした。但し、前半の自殺を図った柄本明を助けるお話は、 笹野高史やイッセー尾形の怪演も有り、非常に楽しめまし... 続きをみる

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  • 映画(第8作)寅次郎恋歌

    (第8作)寅次郎恋歌 (池内淳子);<公開71.11>さくら、なくんじゃねえ、兄ちゃんはこれで幸せなんだよ。 シリーズ第8作。 親子の絆をベースに話が進む。旅芸一座とのやりとりから始まるのが実に良い。 旅先での粋な寅さんから一転故郷に舞い戻って庶民に溶け込めず再び旅へ。博の母親が亡くなってお通夜の... 続きをみる

  • (第21作)わが道をゆく

    (第21作)わが道をゆく (木の実ナナ);<公開78.08 > レビューに失恋三連発男に、寅の発作的な改心、寅の恋愛話と盛りだくさんの内容で、楽しい。 シリーズ中でも指折りの大作といえるのではないか。 茶の間でとらやのみんながそれぞれの抱いていた夢を語るところや、 レビューが終わって誰もいない観客... 続きをみる

  • 映画(第14作)寅次郎子守唄

    (十朱幸代);<公開74.12> 赤ん坊を連れて帰ったり、十朱幸代の健康的な明るさなど、見所が多すぎるくらい詰まったいい作品だが、 一番好きなのは、寅さんが上條恒彦演ずる貧乏青年の家に行く場面。塩をなめて酒を飲んだり、 本当に貧乏そのものなのだ。確かに昔はこういう時代もあったのだ。寅さんの態度は悪... 続きをみる

  • 映画●「おくりびと」

    ●「おくりびと」 ●遺体を棺に納める納棺師となった男が、多くの別れと対峙する、本木雅弘主演の人間ドラマ。一見地味だが、人生の最期に必要な職業を通して、家族や夫婦愛のすばらしさを描くストーリーリストラを機に帰郷した、チェロ奏者の大悟。高給と短い労働時間にひかれ、求人に応募した彼だが、その内容は棺へ遺... 続きをみる

  • (第6作)男はつらいよ「純情篇」

    (第6作)男はつらいよ「純情篇」 (若尾文子);<公開83.07>思い起こせば旧年は、恥ずかしきことの数々、玄界灘波音を聞くにつけ、思い出すのは故郷柴又の春でございます、未練な寅とお笑い下さいまし。 あらすじ~長崎で出戻り女とその父の愛情あるやりとりを聞いた 寅さんは、故郷の柴又が恋しくなった。 ... 続きをみる

  • (第16作)葛飾立志篇

    (樫山文枝);<公開75.12 > 清新さが溢れた名作。恋愛というよりも、ギャグのネタとしてしか機能していないように見えて、 実は深く考えさせる内容を込めた「学問」騒動の方に重点が置かれているので、ジメジメしたところがほとんどない。 多分シリーズ中唯一、寅が正月も家にいるとさくらに話すところや、大... 続きをみる

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