寅さんの回想記

スポーツや映画を中心に投稿します。

2016年4月のブログ記事

  • 第5作男はつらいよ「望郷篇」

    (長山藍子);<公開70.08>渡り鳥でも古巣はあるさ!男。寅さん故郷恋し! 寅さんファンの方必見のシリーズ第5作。山田洋次監督は、 34作目に違和感を覚え、この作品のメガホンをとったといわれている。 私なりに山田監督の意図したものは、寅さんと葛飾柴又「とらや」の均等な関係というか、 両者のシーソ... 続きをみる

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  • (第4作)新.男はつらいよ

    (第4作)新.男はつらいよ (栗原小巻);<公開70.02> 3作目と4作目が山田洋次以外の監督になっています。 今作は、小林俊一氏です。本作の特徴は、葛飾柴又の町内の人達との関わりが大きな要素になっています。 さくらさんが今回も登場シーンが少なくなっています。その反面、町内の人やタコ社長の工場の... 続きをみる

  • (第3作)フーテンの寅

    (第3作)フーテンの寅 (新珠三千代);<公開70.01 > 男はつらいよ第3作。シリーズ初のお正月映画として登場した作品でもあります。マドンナ役は新珠三千代。 旅館の女将がよく似合います。監督が森崎東に代わっています。この作品は前半が寅さんの縁談、後半が旅先のエピソードです。 1~2作目が故郷に... 続きをみる

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  • (第1作)男はつらいよ

    (第1作)男はつらいよ (光本幸子) <公開69.08 >本作は第一弾として、監督、役者、スタッフの作り手の熱気が強く伝わってくる作品なのである。 妹のさくら(倍賞千恵子)、義弟のヒロシ(前田吟)が若く驚いた。 また彼らのなれ初めも、本作の縦軸として展開され楽しめた。 印象的なシーンは、ヒロシと反... 続きをみる

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  • 第2作続.男はつらいよ

    (佐藤オリエ) ;<公開69.11> 男はつらいよ第2作。第一作目から何と3ヶ月足らずで作られた続編。マドンナ役は佐藤オリエ。 東野英治郎扮する寅さんの恩師の娘として登場します。この作品は寅さんが未だ見ぬ「瞼の母」を探すエピソードです。 葛飾と京都で物語が進みます。寅さんが入院するのも珍しいですが... 続きをみる

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